main要素を使ってメインになるコンテンツを示そう!

main。日常でもよく聞く事がある単語です。
「主な」「主要な」といった意味で、htmlのマークアップではmain要素を使ってメインになる部分を示す必要があります。
ここでは具体的なmain要素の使い方、ルールなどをご紹介します。

main要素(<main>~</main>)ってなんですか?

main要素はページ内の主要部分を示すタグです。主要部分とは、そのページで何を一番伝えたい所なのかという事です。
ページで考えると、最初から最後まで主要じゃない?と思う所もありますが、main要素内にheaderやナビゲーション(nav)やfooter、検索フォームなどの情報を覗いた部分を「ページの主要部分」となっています。
それを踏まえて、main要素を使った例をご紹介します。

main要素を使ったサンプルコード

main要素の中にheader、footer要素は入れない様に囲いましょう。

<body>
<header>
	<p>サイト名</p>
</header>


<main>
	<article>
		<h1>主要部分タイトル</h1>
		<p>主要部分は以下の様なグループになります。</p>
		
		<section>
			<h2>主要部分(1)</h2>
			<p>主要部分(1)の説明です。</p>
		</section>
		
		<section>
			<h2>主要部分(2)</h2>
			<p>主要部分(2)の説明です。</p>
		</section>
		
		<section>
			<h2>主要部分(3)</h2>
			<p>主要部分(3)の説明です。</p>
		</section>

	</article>
</main>

<footer>
	<p><small>© 2021 ikasuru.com</small></p>
</footer>

</body>

main要素を使うルールはある?

先にもお伝えした通り、header・footer・nav・検索フォームはmain要素の中には入れないというルールですが、使用も1ページ1つとなっています。
HTML5.2からは条件があるものの複数使える様になった(1つのmain要素以外はhiddenで消しておかなければならない)のですが、通常組む場合は1つというルールになっています

もう1つはheader、footer、nav、article、asideタグの子要素には入れないというルールがあります。
子要素というのはこんな感じ。

<header>
	<p>子要素には入れません!</p>
<header>

この場合headerが親、pが子になります。
これが子要素になりますが、mainタグはheader、footer、nav、article、aside内に入れられませんので、

<header>
	<main>
		<p>子要素には入れません!</p>
	</main>
<header>

この様にheader(親)の中にmainを設置する事はルール上できません。
ご注意ください。

まとめ

サイト(ページ)の主要部分がどこになるのか、ソースとコンテンツを考えながら組んでいくと良いですね。
途中から入れるとなると、「あぁ・・・」って事もあります。

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