【CSS】文字をふわぁ~っとゆっくり表示させる

webサイトのコンセプトで時間により背景を変えたいなんて事もあるかもしれません。
今回はCSSアニメーションを使って時間が経つと色が変わる背景を作ってみたいと思います。

表示のイメージ動画

ゆっくりテキストが表示されるイメージはこんな感じです。

CSSアニメーションの使用タグ一覧

CSSアニメーションで使用するタグの一覧は以前作成したページ「時間で背景色を変化させるアニメーションをCSSだけで作る」でご紹介していますので、ご参照ください。

HTMLコードの紹介

<p>文字をゆっくり表示します</p>

今回使うHTMLは「p」のみです。

CSSコードの紹介

以下のCSSコードを作成します。

CSS

p
{
 animation-name: textanime;/*keyname*/
 animation-duration:5s;/*最大再生時間*/
 animation-iteration-count:infinite;/*繰り返し*/
}

@keyframes textanime
{
 0%{
  opacity: 0;
 }

 100%{
  opacity: 1;
 }
}

CSSコードの解説

アニメーションのコード

p
{
 animation-name: textanime;/*keyname*/
 animation-duration:5s;/*再生時間*/
 animation-iteration-count:infinite;/*繰り返し*/
}

「p」にはアニメーションの動きのコードを追加します。

  • animation-name・・・名前の定義
  • animation-duration・・・再生時間(5sは5秒)
  • animation-iteration-count:infinite;・・・無限ループ

透過のコード

@keyframes textanime
{
 0%{
  opacity: 0;
 }

 100%{
  opacity: 1;
 }
}

「@keyframes 定義した名前」は「animation-name」で定義した名前を入れます。

透過する時は「opacity」プロパティを使います。
0なら透過100%、1なら透過0%という事になり、ここでは5秒かけて透過を0%にするというアニメーションになります。

まとめ

今はCSSで色々なアニメーションが作れる様になり、高度なwebサイトを作成する事ができる様になりました。
jsに頼らずともできる事が増えたので、ちょいちょい使いたくなります。

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